こんにちは。すすむです。
前回の記事【一流から学ぶ】雑談力の鍛え方とは?②最初の話題と広げ方では、『話題の選び方』『話の広げ方』について、2つのポイントを解説しました。
- 『最初の話題』には正解がある!9つのカードを知れ
- 『面白さ』より『実益』で心をつかめ
まだ読んでいない方は是非読んでみて下さい☞【一流から学ぶ】雑談力の鍛え方とは?②最初の話題と広げ方
読んで頂いたら、次のステップです。
三流は、人の話をまったく聞かない
二流は、聞いたふりだけうまい
一流は、相手が気持ちよくなる聞き方をする
引用元:安田 正(2015年5月25日 第1刷発行)『超一流の雑談力』株式会社文響社(77ページより)
そもそも雑談の時に、どんな風に人の話を聞けばいいか分からないんだよな…。
『聞き上手な人』って結局どんな人なの?
どうすれば『聞き上手』になれるの?
こんな悩みを解決します。
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この記事を読めばあなたも『上手な聞き方』が分かりますよ!
先に大事なポイントを3つ。
- 適当なあいづちから効果的なあいづちへ
- 『オウム返し』に一言プラスする
- 魔法のフレーズ「何か特別なことをされているんですか?」を使おう
ではその3つのポイントを詳しく解説していきましょう。
目次
1.適当なあいづちから効果的なあいづちへ

まずはあいづちについて。
いきなりですが、あなたは自分が話している時に、相手に不快感を感じたことが一度はありませんか?
その中の理由の一つに、『相手が自分の話を、しっかり聞いてくれなかったから』というのがあるのではないでしょうか。
まさにその通りで、人は基本的に自分の話を聞いてほしい生き物です。
つまり『人の話をしっかり聞いていない』人は、相手に不快感を与えてしまうということです。
あなたが聞き上手になりたいならそれはNG。
なので相手の話を聞くときは、必ずあいづちを打つようにしてください。
ただ適当なあいづちはそれまたNGです。
例えば「なるほどですね~」や「そうですね」など、相手が「本当に聞いてるのか?」と感じるもの。
打たないよりはましだけどそれほど効果的なあいづちとは言えません。
ここで言う『効果的なあいづち』とは、『相手の話に価値がある』『共感する』という、リアクションをとることを示しています。
『相手の話に価値がある』をあいづちで示すなら「それは凄いですね!」「知りませんでした!詳しいですね」等、相手を肯定する姿勢を見せると効果的です。
『共感する』あいづちであれば、「それは大変ですね…」「凄く分かります!」と、相手の気持ちに寄り添う形でリアクションしましょう。
もちろんシチュエーションや話題でも微妙に変わるかも知れません。
あくまでゴール(目的)は、相手に「この人は、自分の話をしっかり聞いてくれている」と思ってもらうことです。
まずは相手の話を聞き、そして聞いていることをあいづちで相手に分かりやすく伝えてみましょう。
2.『オウム返し』に一言プラスする

「なるほどですね~」や「そうですね」というあいづちを、あまり推奨しない理由の2つ目として『会話が終了してしまうから』という点もあります。
雑談を広げるにはやはり会話を『繋ぐ』ことが大事です。
そこで割と簡単かつ効果的なのは『オウム返し』に一言プラスする手法。
例を上げます。
最近ジムに通ってるんだよね。
へぇ~、ジムに通ってるんですか~!(オウム返し)
週にどれくらい通うんですか?(プラス一言)
めっちゃ簡単じゃないですか?
オウム返しすることで『相手の話を聞いている証』が作られ、プラス一言するだけでまた相手に話を促すことが出来ます。
オウム返ししてる間に、プラス一言を考える時間が出来る点もありがたいですよね。
ちなみにテレビ番組の『さんま御殿』をよく見ると、明石家さんまさんが、かなり『オウム返し』を使っているのが分かります。
お笑い界のレジェンド級の方も使うテクニック、試してみて下さい。
3.魔法のフレーズ「何か特別なことをされているんですか?」を使おう

『答えたくなる質問』は相手が最も求めているもの、という話です。
人は99.9%『ひそかな自慢』を持っています。
この記事を読んでいるあなたにも、「これには自信がある」「これにはこだわっている」というもの、あるんじゃないでしょうか。
そしてその「ひそかな自慢」を人に話したい!という欲求があるはずです。
例えば。
『最近肌のケアに力を入れていて、洗顔法や化粧水にこだわっている』
『先日初めて高級美容室に行って、髪を整えてもらった』
『運動を習慣化していて、日々体と心の健康管理に気を遣っている』
といったように『別に自分から言うことでもないけど結構こだわってます』という部分が何かしらあると思うんです。
それを言わせてあげましょう。
こだわりを相手から引き出すフレーズ。
「何か特別なことをされているんですか?」
この『特別』という部分がキーワードです。フレーズは多少変わっても問題ありません。
例えばこんな使い方はどうでしょう。
『上司が、いつもはしてこない腕時計を身に付けていて、しきりにその腕時計を触ったり見たりしている』ような状況としましょう。
(腕時計を見て嬉しそうにしている)
課長、腕時計なんて珍しいですね。
なにか特別なものなんですか?
ああ、実は先日成人した息子がプレゼントしてくれたんだよ。
それが嬉しくてな。
こんな風に、その人の話したいことを引き出せそうですよね。
人は、自分の努力を褒めてほしいものです。
こだわりや幸せに、気付いてほしいものです。
相手の変化に気づき、そこに『特別』を感じた時には、相手から聞き出してみましょう。
自分の努力やこだわりについて聞かれて、嫌な気持ちになることはまずありません。
相手にとっての『特別』を見つけましょう。
4.終わりに
今回は、雑談や会話において最も大事な『話の聞き方のコツ』について解説しました。
最後にもう一度おさらいします。
- 適当なあいづちから効果的なあいづちへ
- 『オウム返し』に一言プラスする
- 魔法のフレーズ「何か特別なことをされているんですか?」を使おう
①と②を基本的に使いつつ、相手の『特別』を見つけた時に③を使えれば、かなりの聞き上手と言えますよ。
3つのポイントを参考に、実際に今から家族や友達と雑談してみましょう!
参考書籍はこちら。
今回の記事はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは。
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